子ども用GPSを調べていくと、あんしんウォッチャー LEとみてねみまもりGPS お知らせボタン搭載モデル(MG05)の名前を、ほぼ必ず目にします。
どちらも「トークなしのシンプルGPS」で、本体価格は5千円台、月額は500円台。スペックだけ見ると、とてもよく似た2機種です。
ただ、実際に使ってみると向いている家庭が少し違うと感じます。
このページでは、こどもGPS研究所 所長モフの視点で、兄弟の人数やアプリの使いやすさを軸に「どちらが自分の家に合うか」を整理していきます。
結論:兄弟で2台ならLE、1台でラクに始めたいならMG05
兄弟で2台使いたい人 → あんしんウォッチャー LE 向き
あんしんウォッチャー LE をおすすめしたいのは、次のようなご家庭です。
- 兄弟で2台使いたい、またはランドセル用と習い事用など2台運用したい
- 1つの月額料金で2台まで使えるほうがありがたい
- 子どもに加えて、鍵・カバン・高齢の家族なども見守り対象にしたい

あんしんウォッチャー LE は、1つの契約(月額)で最大2台まで登録して使えるのが大きな特徴です。兄弟それぞれに1台ずつ持たせたい家庭にとって、月額面のコスパが非常に高い機種と言えます。
1台だけ・設定をラクに始めたい人 → MG05 向き
一方で、みてねみまもりGPS お知らせボタン搭載モデル(MG05)をおすすめしたいのは、こんなご家庭です。
- 子どもは1人分だけでOK、まずは1台だけ始めたい
- 設定が苦手なので、とにかく簡単に始めたい
- アプリ画面はシンプルで見やすいほうが安心
- 京急線を使う機会が多く、改札通過のお知らせがあると嬉しい

MG05は、子ども見守り専用のアプリで使う「子ども専用GPS」として作られているので、画面や機能が分かりやすく、はじめてのGPSとしても迷いにくい構成になっています。
料金とランニングコスト:1台ならほぼ互角
1台だけ使う前提であれば、月額料金はほぼ互角です。
| 項目 | あんしんウォッチャー LE | みてねみまもりGPS(MG05) |
|---|---|---|
| 本体価格の目安 | 約5,600円台(時期により変動) | 約5,200円台(時期により変動) |
| 月額料金 | 539円(税込) | 528円(税込) |
| 契約あたりの台数 | 1契約で2台まで登録可 | 1契約で1台 |
1台だけで使う場合、月額の差はわずか11円ほどです。どちらもキャンペーンやセールで本体価格が下がる時期があるので、「そのとき本体が安いほう」を選んでも大きく失敗することはありません。
兄弟で2台使う予定があるかどうかで、あんしんウォッチャー LE のコスパの良さが変わってきます。「1台だけで迷っているなら、アプリの好み+そのとき安いほう」くらいの気持ちで選んで大丈夫です。
バッテリーと精度:どちらも子どもGPSとして十分
バッテリーと位置精度については、どちらも「子ども用GPSとして必要十分なレベル」です。
- バッテリー:どちらの機種も、設定しだいで数週間〜1〜2か月クラスの電池持ちが期待できる長持ちタイプ。
- 精度:衛星や基地局、Wi-Fiなどを組み合わせた測位で、登下校の見守りには十分な精度。
こどもGPS研究所 所長モフとしては、
「今の子ども用GPSは、精度そのものはほぼ横並び。
そのうえで料金とアプリの使いやすさで選ぶほうが現実的。」
というスタンスです。
「どっちのほうが精度がいいか?」よりも、日々の運用のしやすさを優先して選ぶのがおすすめです。
子どもからのお知らせの送りやすさ
MG05:お知らせボタンで「困った」「迎えに来て」が伝えやすい
MG05は、その名の通り「お知らせボタン」が主役のモデルです。
- 子どもがボタンを押すと、家族のスマホに通知が届く
- 「困ったときはこのボタンを押してね」と教えやすい
- ボタン機能が子ども前提で割り切られているので、誤操作も少なめ

あんしんウォッチャー LE:子ども以外の見守りにも使えるボタン
あんしんウォッチャー LE にも、本体ボタンがあり、押すことで親側に通知を送ることができます。
ただし設計としては、
- 子ども
- 高齢の家族
- 鍵・カバンなどの「モノ」
といった幅広い対象を見守るためのタグとして作られているので、MG05ほど「子ども専用」に振り切ってはいません。
アプリと設定のしやすさ
MG05:子ども見守り専用アプリで分かりやすい
MG05は、子ども見守り専用アプリ「みてねみまもりGPS」で使います。
- 現在地・移動履歴・出発/到着通知がシンプルにまとまっている
- 「子どもの登下校を見る」という目的に特化した画面構成
- スマホや設定が苦手な保護者でも、迷いにくいUI
「とにかく子どもの現在地だけ分かればいい」という家庭には、とても相性が良いアプリです。
あんしんウォッチャー LE:スマートホーム系アプリの一部として動く
あんしんウォッチャー LE は、auなどが提供するくらし系アプリ(au HOME / くらしのサービスなど)の中で動きます。
- 子ども見守り以外の機能も同じアプリに入っている
- スマートホーム機器もまとめて管理できる設計
- そのぶん、メニューや項目はMG05よりも多め
すでにauのサービスを使っていたり、スマートホーム機器に興味がある家庭には向いていますが、
「GPSだけサクッと設定したい」という人には、やや情報量が多く感じるかもしれません。
京急線ユーザーならMG05に1票

MG05は、京急線の多くの駅改札に設置されたビーコンと連携して、子どもが改札を通過したタイミングで通知を出す機能に対応しています(一部対象外の駅あり)。
毎日の通学で京急線を使う家庭にとっては、
- 「ちゃんと駅に着いた」
- 「今、駅を出た」
といった動きが分かりやすくなるので、MG05を選ぶ理由がひとつ増えるポイントです。
どっちを選べばいい?タイプ別のおすすめ
兄弟2人で2台使う予定がある → あんしんウォッチャー LE
- 1つの月額料金で最大2台まで使える
- 兄弟それぞれに1台ずつ持たせたい家庭にとってコスパが高い
- ランドセル用と習い事カバン用などの2台運用にも向いている
子ども1人・まず1台だけ/設定をラクに始めたい → MG05
- 子ども専用のGPSとして、画面・機能が最初から分かりやすい
- スマホや設定が苦手でも導入しやすい
- 京急線ユーザーなら、改札通過通知が大きなメリットになる
1台だけで迷っている人へのシンプルな決め方
- 公式サイトやアプリストアで、アプリ画面の雰囲気をざっくりチェックする
- そのうえで、購入するタイミングで本体価格が安いほうを選ぶ
精度や電池持ちに大きな差はないので、
最後は「画面の好み」と「そのときの本体価格」で決めてしまってOKです。
所長モフからひと言
「今の子ども用GPSは、精度はほぼ横並び。
だからこそ、『兄弟で何台使うのか』『どんなアプリで見守りたいか』を決めてから選ぶのがおすすめです。」
兄弟2人でしっかりコスパ良く見守りたいならあんしんウォッチャー LE、
子ども1人・まず1台だけをていねいに見守りたいならみてねみまもりGPS お知らせボタン搭載モデル(MG05)。
ご家庭の状況に重ねながら、「うちの子にはどっちが合いそうか」をイメージしてもらえたらうれしいです。