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子どもにGPSを持たせるメリット・デメリット・注意点|初めてでも失敗しない考え方

子どもにGPSを持たせるメリット・デメリット・注意点|初めてでも失敗しない考え方

モフ

こどもGPS研究所 所長のモフです。 これまでに26台以上の子どもGPSを実際に使用し、精度・電池持ち・アプリ操作性などを長年検証してきました。 技術的な仕組みだけでなく、登下校や習い事など実生活での挙動を重視し、各社へのヒアリングや検証も行っています。 本記事では、専門的な知見と実使用の経験にもとづき、初心者の方にもわかりやすく解説します。

「小学校に入って一人で通学するのが心配…」
「共働きで、いつ家に着いたか分かるようにしておきたい」
「キッズケータイと子どもGPS、どっちがいいの?」

そんな悩みを持つパパママ向けに、
子どもにGPSを持たせるメリット・デメリット・注意点をまとめました。

姉妹サイト「こどもGPS研究所」では、実際に20機種以上・のべ30台以上を使って検証してきました。
その経験をもとに、こどもGPSナビでは“初めてでも分かりやすく”という視点で整理しています。

最初に結論:こんな家庭なら子どもGPSは「アリ」です

いきなりですが、所長もふとしての結論から。

次のようなご家庭には、子どもGPSはかなり相性が良い道具です。

  • 小学校に入りたてで、一人での登下校が心配
  • 共働きで、家に着いた時間をスマホから確認したい
  • 学童や習い事の行き帰りも、位置を見守っておきたい
  • キッズケータイほどの機能は要らないけれど「居場所だけ分かればいい」
  • スマホやSNSはまだ持たせたくない

一方で、

  • すべてをリアルタイムで把握できると思っている
  • 「GPSさえあれば絶対に安全」と考えてしまいそう

という場合は、少し考え方の調整が必要です。

子どもGPSは「魔法の安全グッズ」ではありません。
あくまで親の不安を和らげ、子どもの自立をそっと後押しする道具だと考えると、うまく付き合えます。


子どもにGPSを持たせる主なメリット

メリット①:登下校や放課後の「見えない時間」が見える

一番大きいのは、「今どのあたりにいるか」が地図で分かる安心感です。

  • いつもどおりのルートを歩いているか
  • 帰宅が遅いときに、どの辺で足が止まっているか

こうした情報が分かるだけでも、
「今日は遅いけど、ちゃんと家に向かっているから大丈夫だな」と判断しやすくなります。

©こどもGPSナビ

メリット②:万が一の「迷子・行方不明」の手がかりになる

こどもGPS研究所が子どもGPSに注目したきっかけのひとつは、
キャンプ場やお出かけ先で起きた行方不明のニュースでした。

「何も持っていないより、たとえ一番安いGPSでも持っていたら、手がかりが増える」。
これは実際に記事でも書き続けている、所長もふの正直な思いです。

  • キャンプ・旅行・大型ショッピングモール
  • 人が多いイベント・テーマパーク

こういった場所では、「もしはぐれてしまったときに、最後にいたあたりが分かる」だけでも大きな意味があります。

メリット③:キッズケータイより気軽に持たせやすいことも

キッズケータイは通話ができる反面、

  • 学校によっては、校内で先生に預ける必要がある
  • 居場所の検索に追加の通信料がかかることがある
  • 親と同じ携帯キャリアでないと契約が難しい場合がある

といったハードルがあります。

一方で子どもGPSは、

  • 「基本は居場所だけ」で、余計な機能が少ない
  • 学校のルール次第では、ランドセルの中に入れて通学しやすい
  • 親のキャリアに関係なく契約できる機種が多い

という特徴があり、「小学校低学年〜中学年のあいだだけ持たせたい」家庭とは特に相性が良いです。

メリット④:スマホやSNSをまだ持たせたくない家庭にも合う

スマホは非常に便利ですが、その半面、

  • 友達との連絡アプリやSNSとの付き合い方
  • ネット上のトラブルや依存

といった心配も増えます。

「連絡はまだ家の電話と親のスマホで十分」「子どもには、もう少し大きくなるまでSNSは触らせたくない」 という家庭にとって、子どもGPSは“位置だけ分かる”ちょうどよい選択肢になってくれます。


子どもGPSのデメリット・注意点

デメリット①:「何でも分かる道具」ではない

子どもGPSは、スマホやカーナビのように完全なリアルタイムではありません

  • 位置情報は、1〜3分ごとなど決まった間隔で送信される
  • サーバー経由で親のスマホに届くため、少し時間差がある
  • 屋内・地下ではWi-Fiや基地局の情報に引っ張られ、場所がずれることがある

そのため、

  • 学校にいるのに、アプリ上では校門付近にいるように見える
  • 家にいるのに、地図上では隣の家にいる表示になる

といったことはどの機種でも起こりうる現象です。

「位置が毎秒ぴったり動くカーナビ」と同じものだと思ってしまうと、
どの機種を買っても不満が残ってしまいます。

デメリット②:子どもが「監視されている」と感じることも

子どもによっては、

  • 「ずっと見られているみたいでイヤだ」
  • 「信じられていない気がする」

と感じる場合もあります。

なので、持たせる前にできるだけ、

  • 危ない目にあわないようにするために持たせたい
  • 迷子になったときに早く見つけるための“おまもり”だよ

といった親の気持ちを言葉にして伝えることが大切です。

デメリット③:充電・持ち歩き・落下など「運用の手間」

子どもGPSは、日常的な「ひと手間」も発生します。

  • 毎晩の充電を忘れると、肝心なときに電池切れになる
  • ランドセルのポケットに入れていると、落としたり踏んで壊すことがある
  • 習い事用のかばんに入れ替えるのを忘れて、位置が分からない日が出る

こどもGPS研究所の検証でも、ポケットに入れていて落としたり、踏んで壊してしまった経験があり、 「専用ケースやしっかりした取り付け方」の重要性を強く感じました。

みもりGPSトークをランドセルに付けている小学生
引用:こどもGPS研究所

デメリット④:毎月のコストがかかる

子どもGPSは、スマホのように通信料込みのサービスなので、

  • 本体代
  • 月額料金(または年額)
  • 事務手数料など

を合わせたコストがかかります。

ただし、3年トータルで見たときの1か月あたりの実質コストは600〜900円台に収まる機種が多く、 1日あたりにすると20〜30円程度の安心代というイメージになります。

子どもGPSの月額・トータル料金の目安をくわしく見る


「キッズケータイやスマホじゃダメ?」所長もふがGPSを選んだ理由

こどもGPS研究所では、キッズケータイではなく子どもGPSを選んだ理由も記事にしています。

主なポイントは次のとおりです。

  • 学校によっては、キッズケータイは到着後に先生へ預ける必要がある
    → 登下校のあいだに位置を把握するには、GPSのほうが向いている
  • キッズケータイは、居場所検索のたびに通信料がかかるプランもある
  • 親と同じキャリアを使う必要があったり、料金体系がややこしい
  • 低学年のうちは「電話でやりとりする場面」がそれほど多くない家庭もある

そのため、所長もふの家庭では、

  • 通学や普段の見守り:子どもGPS
  • どうしても通話が必要なとき:親の格安SIMスマホを貸す

という運用で、「GPS+必要なときだけスマホ」の組み合わせに落ち着いた時期もありました。

どれが正解というわけではなく、
「うちのライフスタイルだと、どこまでの機能が必要か」を考えることが大切です。


実際に使って分かった「うまく付き合うコツ」

コツ①:「ずっと見る」のではなく「流れを見る」

子どもが心配なときほど、アプリを何度も開いて位置を見たくなります。

ですが、更新間隔や電波の関係で、数分単位で場所がずれるのは普通です。

そこでおすすめなのが、

  • 「学校を出たか」「家に近づいているか」など、動きの流れを見る
  • 「いつもより明らかに遅い」ときだけ、アプリを開く

という使い方です。

コツ②:持たせる前に「親子でルール」を決めておく

たとえば、こんなルールをおすすめしています。

  • 迷子になったら「その場からあまり動かない」
  • 危険を感じたら、防犯ブザーやホイッスル、近くの大人を頼る
  • GPSは「頑張っているあなたを見守るためのおまもり」だと伝える

キャンプ場や人が多い場所では、ライトやホイッスルをセットにして持たせるというアイデアも こどもGPS研究所の記事で紹介しています。

コツ③:つけ方・入れ方にひと工夫する

実際に使っていると、

  • ランドセルのポケットに入れていたら落としてしまった
  • 机の上に置きっぱなしで、登校時に持って行くのを忘れた

という“あるある”が必ず出てきます。

対策としては、

  • ランドセルの側面や肩ベルトに専用ケースで固定する
  • 「帰宅したら充電場所に戻す」を習慣にする
  • 習い事用のかばんに移動させる日は、カレンダーやメモで親がサポート

といった「運用の工夫」がポイントになってきます。


まとめ:メリット・デメリットを知ったうえで、家庭に合う使い方を

子どもGPSは、

  • 登下校や放課後の「見えない時間」を見える化してくれる
  • 万が一の迷子・行方不明のときに、手がかりを増やしてくれる
  • キッズケータイやスマホより、シンプルで持たせやすい場合がある

一方で、

  • カーナビのようなリアルタイム精度ではない
  • 子どもの気持ち・プライバシーへの配慮が必要
  • 充電や持ち歩きなど、日々の“ひと手間”が発生する

というデメリットや注意点もあります。

それでも、所長もふとしては、
「低学年〜中学年の見守りには、うまく使えば非常に心強い道具」だと感じています。

ここまで読んで「うちには合いそうだな」と思ったら、 次は具体的にどの機種を選ぶかを見ていきましょう。

  • この記事を書いた人

モフ

こどもGPS研究所 所長のモフです。 これまでに26台以上の子どもGPSを実際に使用し、精度・電池持ち・アプリ操作性などを長年検証してきました。 技術的な仕組みだけでなく、登下校や習い事など実生活での挙動を重視し、各社へのヒアリングや検証も行っています。 本記事では、専門的な知見と実使用の経験にもとづき、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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